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关于敬语

关于敬语


第一章   敬語の基本

○敬語の基本

   ~これだけ覚えればカンタンにつかえる~

◆敬語の基本は三種類

  敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の三つの種類があります。「尊敬語」はお客様や上司など、立場が上の人や他人に対してつかう言葉。「謙譲語」は、自分の立場を低め間接的に、お客様や立場が上の人を高めるための言葉です。
  慣れないときには、「尊敬語」と「謙譲語」の区別を難しく感じるかもしれません。
  しかし、その動作をする人が誰なのかを考えれば、どちらをつかうのかはすぐわかります。相手の動作などであれば「尊敬語」、自分の動作などには「謙譲語」をつかいます。まずはこのことを頭に入れておくことです。
  「丁寧語」は尊敬語と謙譲語よりも、一段低い敬語です。ふだんより多少ていねいな言葉づかいで、相手に敬意を払っているようすを表すための言葉です。

(1)相手側を高める「尊敬語」

  「尊敬語」は、相手や相手側などの行動や事柄について話すときに、敬意を払っていることを表す言葉や言い方です。自分や自分側の者の行動や事柄については、尊敬語はつかいません。
  尊敬語をつかうのは、主語が相手または相手側の場合ですが、相手に関係のない第三者の場合にもつかいます。

■敬語の3種
「尊敬語」:会話の相手を立てる言葉。
「謙譲語」:自分側をへりくだる言葉。
「丁寧語」:相手をていねいに待遇する言葉。[/FONT][/SIZE]

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敬语2

【连载-02】▲尊敬語をつかうとき

  ・相手や相手側の動作
     (例)「お上手ですね」
  ・相手や相手側の行為
     (例)「わざわざお越しいただきまして...」
  ・相手や相手側の状態
     (例)「ご婚約なさったのですね」
  ・相手や相手側に属するもの
     (例)「ステキなお帽子ですね」
  ・相手側の身内に関わるもの
     (例)「お母様がご入院なさったとか...」
  ・相手側に関係のない第三者のこと
     (例)「あの方が昨日お見えになりました」

▲尊敬語の表し方

①「お」か「ご」をつける場合
  人や物を表す言葉(名詞)には、「お」や「ご」をつける、とまず覚えておきましょう。
   (例)「お」...「お電話」「お召し物」「お履物」など。
      「ご」...「ご来店」「ご出発」「ご成功」など。
②「お(ご)~になる」をつける場合
  相手の動作などを表す動詞や名詞の前後に言葉をつけます。
   (例)「お出かけになった」「お帰りになった」
「ご出発になった」「ご転任になった」など。
③「れる」「られる」をつける場合
  行動や動作に「れる」「られる」をつける表現方法です。
(例)「行かれる」「来られる」「話される」など。
④別の言い方をする場合
  ふつうの言い方とは異なった言い方で、その言葉自体が尊敬を表す言葉です。
(例)「見る」→「ご覧になる」  「言う」→「おっしゃる」
   「来る」→「お越しになる」  「着る」→「お召しになる」など。

(2)自分側をへりくだる「謙譲語」

  「謙譲語」とは、自分を相手よりも下においた(へりくだった)表現のことです。自分を低めた言葉をつかうことで結果的に相手を高め、敬意を示します。
  あくまでも自分や自分側のことについて表現する場合につかい、相手側に関することにはつかいません。主語が自分または自分側のときにつかいます。

▲謙譲語をつかうとき

・        自分や自分側の動作
  (例)「家におります」
・        自分や自分側の状態
  (例)「結婚いたしました」
・        自分や自分側に属するもの
  (例)「わたくしどもの社」
・        自分側の身内のこと
  (例)「母が申しております」

▲謙譲語の表し方

①「お(ご)~する」をつける場合
  自分や自分側の者の動作などを表す動詞や名詞の前後に、この言葉をつけます。
  (例)「お届けします」「お送りします」「お尋ねしました」
「ご連絡します」「ご案内します」「ご説明しました」
②「させていただく…」
・        名詞のあとに「決定させていただく」「電話させていただく」「出席させていただく」
・        動詞のあとに「話させていただく」「帰らせていただく」「読ませていただく」
③別の言い方をする場合
  もとの言葉と違った言い方をして、その言葉自体が謙譲を表す場合があります。
  (例)「見る」→「拝見する」   「言う」→「申す」「申し上げる」
「来る」→「まいる」     「行く」→「まいる」「うかがう」
「もらう」→「いただく」「頂戴する」
「聞く」→「うかがう」「まいる」
「知っている」→「存じている」
「やる」→「差し上げる」[/FONT][/SIZE]

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敬语3

(3)ふだんより少していねいに言う丁寧語
  ふだん、私たちは親しい人と話をするときは、文末を「……よ」「……だ」「……の」というような語をつかっています。それが、仕事の場や他人と話すときは、「……です」「……ます」などと言います。
  意識していなくても、自然に日常の言葉とていねいな言葉をつかい分けています。
  日常表現……………「私は本を持っている」  「今日は雨模様だ」
  丁寧語(敬語)表現…「私は本を持っています」「今日は雨模様です」
  「です」「ます」は敬語のなかで「丁寧語」といわれる表現ですが、おそらく敬語をつかっているという意識がなく、会話のなかで当たり前につかっているのではないでしょうか。
  言葉をていねいにすることで、相手に敬意を表す言い方が「丁寧語」です。「です」「ます」をさらに変化させて「でございます」にすると、ていねいさがより増していきます。
  要するに、敬語表現をするときには、まず文末を「です」「ます」としたうえで、そこにさまざまな敬語をプラスしていけばいいのです。

◆        尊敬語・謙譲語・丁寧語の表現の違い
尊敬語・謙譲語・丁寧語を並べてみると、その違いがはっきりします。
(1)「私は…です」の表現の違い
①        尊敬語→「あの方は田中さんとおっしゃいます」
②        謙譲語→「私は佐藤と申します」
③        丁寧語→「私は佐藤です」
(2)「待つ」の表現の違い
①        尊敬語→「あの方がお待ちになっています」
②謙譲語→「私が待っております」「私がお待ちしていました」
③丁寧語→「あの方が待っています」
◆        尊敬語と謙譲語の表現の違い
主語が相手なのかによって、尊敬語か謙譲語になります。
(1)「来る」の表現の違い
①        お客様が「来る」場合は「尊敬語」をつかう
「来られます」「いらっしゃいます」
「お見えになります」「見えます」
「おいでになります」
「お越しになります」
②        自分が「来る」場合は「謙譲語」をつかう
「まいります」
「うかがいます」「うかがわせていただきます」
「おうかがいいたします」「おうかがいさせていただきます」
以下、同様に、一覧表にしておきますので、参考にしてください。
[见附件:]
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敬语4

◆尊敬語と謙譲語の実際の使われ方

実際の会話では、尊敬語と謙譲語はどのようにつかえばいいのか。同じ意味の動詞を上下に並べたので比べてみてください。

■尊敬語と謙譲語の比較

尊敬語                謙譲語

「どちらになさいますか」    →「こちらにいたします」
「奥様はいらっしゃいますか」  →「はい、家内はおります」
「先日の件はご存知ですね」   →「はい、存じております」
「どうぞごゆっくりご覧ください」→「はい、拝見させていただきます」
「そちらでお待ちくださいますか」→「こちらでお待ちいたします」
「この本をお借りになるのですね」→「はい、拝借させていただきます」
「こちらにいらっしゃいますか」 →「はい、そちらにうかがいます」
「どうぞお召し上がりください」 →「では、遠慮なくいただきます」
「明日はお休みになりますか」  →「はい、休ませていただきます」
「どちらの洋服をお召しになりますか」 →「こちらを着させていただきます」
「お話をお聞きになりましたか」 →「まだうかがっておりません」

◆敬意には度合いがある

敬意の度合い、ていねいさの度合いには、いくつかの段階があります。敬意・ていねいさがやや低いものから高いものまであり、それぞれ表現が少し異なります。
これらは、いずれも敬語の表現ですが、場所や相手に合わせて使うことが必要です。
①        どこへ行くのですか。
「です」は丁寧語ですが、敬意・ていねいさとしては低い表現です。しかし、簡潔で、ビジネスの場、社内の会話の基本的な言葉です。
②        どちらへ行かれますか。
「どちら」は「どこ」のあらたまった言葉。「行かれる」は「行く」の尊敬語の一つです。しかし、敬意・ていねいさとしては、尊敬語のなかではやや低い表現です。
③        どちらへおいでになるのですか。
「おいでになる」は「行く」の尊敬語で、②の「行かれる」のかたちより、敬意・ていねいさが高い表現です。
④        どちらへいらっしゃるのですか。
「いらっしゃる」は「行く」の尊敬語で、最も敬意・ていねいさが高い表現です。[/FONT][/SIZE]

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敬语5

○敬語をさらにステップアップ
  ~いろいろな場面で応用してみよう~
◆「お」をつけるのか「ご」をつけるのか
日本語は大ざっぱに分けると、和語、漢語、外来語に分けられます。漢語はもともと中国から人ってきた言葉で、外来語は主にヨーロッパから入ってきた言葉です。もともとの日本の言葉とこれらの言葉は、長い歴史のなかでお互いに影響し合って、複雑に発達してさました。
ですから、こんにちではもとは外来の言葉でも、日本語化してしまったものも多くあります。またmそれらを明確に区別するのは難しいようです。
しかし、敬語で「お」をつけるのか「ご」をつかるのかというときには、和語、漢語、外来語によって異なります。例外も多くありますが、だいたいの区別は次のようになります。

■「お」をつけるのか「ご」をつけるのか

★和語  →「お」をつける

お見送り  お招き  お忙しい  お美しい  お詳しいお静か   お寂しい お忍び   お別れ   お考えお好み   おいくら お気の毒  など

★漢語  →「ご」をつける

ご招待   ご出発   ご到着   ご報告   ご連絡ご相談   ご来社   ご来店   ご旅行   ご出張ご出席   ご欠席   ご来賓   ご列席   ご信頼ご尊敬   ごていねい ご安心   ご心配   ご気分ご健康   ご遺族   ご記憶   ご住所   ご自宅ご著書   ご休憩   など

★外来語 →「お」や「ご」はつけない

「おカステラ」「おケーキ」「おコンピューター」とは言わない。

◆尊敬語と丁寧語の「お」と「ご」の表現
敬語で「お」と「ご」をつけるときは、「尊敬語」としてつける場合と「丁寧語」としてつける場合があります。
この両者はたいへんよく似ていて、区別を明確につけることは難しく、尊敬語としてつかっているのか、丁寧語としてるかっているのか、はっきりした区別を持って言う人のほうが少ないでしょう。
しかし、両者の役割ははっきり異なります。これまでも述べてきたように、尊敬語は相手の事柄についての直接的な表現であり、丁寧語じゃ相手に関係ないことでも、ていねいに話すことによって結果的には相手を立てるものです。
このつかい方は、「お」と「ご」のつかい方についても、そっくりそのままあてはまります。
(1)尊敬語として「お」や「ご」をつけるとき
  ・相手の事柄や状態につく
「お」…お手紙 お仕事 お返事 お電話 お招き など
「ご」…ご招待 ご来店 ご結婚 ご旅行 ご発展 ご愛顧 ご高齢 ご高名 など
  ・相手の持ち物や身体に関することにつく
「お」…お荷物 お帽子 お着物 お車 お顔 など
「ご」…ご自宅 ご本 など
・        相手側の人につく
「お」…お嬢様 お坊ちゃま お母様 お父様 お兄様 お姉様 など
「ご」…ご家庭 ご両親 ご子息 ご兄弟 ご先祖 など
(2)丁寧語として「お」や「ご」をつけるとき
  尊敬語の「お」や「ご」は相手の関したことにつけますが、丁寧語は必ずしも相手に関することとはかぎりません。ていねいに話したい場合に用います。
  (例)「お」…お煎餅 お寿司 お蕎麦 お米 お酒 お水
  お辞儀 お勘定 お釣り お金 お歳暮 お中元 お祝い
  お月様 お年寄り お参り お手洗い お風呂 お化粧
  お彼岸 お墓 お寺 お経 お通夜 お焼香 お線香 お葬式 など 
 主に女性が多くつかう丁寧語の「お」があります。
  (例)「お」…お茶碗 お料理 お食事 お皿 お鍋 お箸 お餅 おみかん お花 お掃除 お片づけ お台所 お給料 お洋服 お帽子 お財布 おカバン お衣装 など
(3)尊敬語の「お」「ご」と丁寧語の「お」「ご」の違い
  尊敬語の「お」や「ご」と丁寧語の「お」「ご」の具体的なつかわれ方を比較すると、両者の違いがよりはっきりします。

■尊敬語の「お」「ご」と丁寧語の「お」「ご」

尊敬語                                     丁寧語
お静かな方ですね                     ここはお静かですね
お財布をお持ちですね               お財布を持ってきました
お帽子を落とされましたよ         私のお帽子、そうですか
お食事をなさるのですね            お食事に行ってきます
                  
ここでは、尊敬語はすべて相手の動作や状態に対して使っています。一方丁寧語は、自分のこと(「お財布」「お帽子」「お食事」)や周囲の状況(「お静か」)などに使っていて、相手に関係することではありません。
(4)「お」と「ご」の過剩なつかい方には注意
  ていねいに言おうとして、むやみに「お」や「ご」をつける人がいます。ていねいさを強調し過ぎると、かえって耳障りになることがあります。
  「おコーヒー」「おタバコ」などは、よく飲食店で耳にします。しかし、他人がつかっているなら自分も、とつかいだすと、「お」や「ご」はもう止まりません。むしろ自分のなかに、これにはつけたくない、という考えや基準を持つことが必要でしょう。
  微妙だなと思う言葉は人によって異なるでしょうが、たとえば次のような「お」や「ご」はどう思われますか。
  つかいたい語、つかいたくない語を分けてみてください。
 (例)お紅茶 おコーヒー おビール おソース おジュース おダイコン おケーキ おにんじん おりんご おタバコ お外 お絵描き お注射 お空 お他所(よそ) お受験 お片づけ など[/FONT][/SIZE]

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敬语6

◆社内の人を呼ぶとき
同じ会社の人を呼ぶときは、どのように言ったらいいでしょう。「社長」「部長」「課長」などの役職名は一応敬称と考えられていますから、「さん」や「様」をつける必要はありません。「部長、社長がお呼びです」でいいのです。役職に名前をつけて呼ぶときは「田中部長」となります。一方、外部の人に対しては、自分の会社の人はすべて「自分側」の人として謙譲表現にします。そこで「田中が…」あるいは「部長の田中が…」と言います。たとえ自社の社長であっても、
「(社長の)清原はただいま席におりません」
と、呼び捨てにします。
ただし、例外として、上司の身内に対しては「田中部長は(部長さんは)」「清原社長は(社長さんは)」と呼びます。役職名がない場合は、社内の人に対しては「木村さん」と「さん」づけで呼び、外部の人には「木村が」と呼び捨てにします。
ただし、これらはあくまでも原則です。役職を「敬称」だと考えず、あくまでも「役割を表すもの」というとらえ方もあるのが現実です。ですから、社内では、「部長さん」「課長さん」と「さん」づけで呼ぶ人がいますが、必ずしも間違いというわけではありません。[/FONT][/SIZE][见附件]

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呵呵接着上面的

◆社内の人を呼ぶとき
同じ会社の人を呼ぶときは、どのように言ったらいいでしょう。「社長」「部長」「課長」などの役職名は一応敬称と考えられていますから、「さん」や「様」をつける必要はありません。「部長、社長がお呼びです」でいいのです。役職に名前をつけて呼ぶときは「田中部長」となります。一方、外部の人に対しては、自分の会社の人はすべて「自分側」の人として謙譲表現にします。そこで「田中が…」あるいは「部長の田中が…」と言います。たとえ自社の社長であっても、
「(社長の)清原はただいま席におりません」
と、呼び捨てにします。
ただし、例外として、上司の身内に対しては「田中部長は(部長さんは)」「清原社長は(社長さんは)」と呼びます。役職名がない場合は、社内の人に対しては「木村さん」と「さん」づけで呼び、外部の人には「木村が」と呼び捨てにします。
ただし、これらはあくまでも原則です。役職を「敬称」だと考えず、あくまでも「役割を表すもの」というとらえ方もあるのが現実です。ですから、社内では、「部長さん」「課長さん」と「さん」づけで呼ぶ人がいますが、必ずしも間違いというわけではありません。[/FONT][/SIZE][见附件]
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敬语7

【连载-07】◆その場にいない第三者の表現

その場にいない人(第三者)について話すときには、どのように敬語をつかったらいいのでしょうか。次の三つの原則が考えられます。

(1)その場にいない人が、「相手側に属する人」の場合

尊敬語をつかいます。

 (例)「お父様が駅にお着きになったそうです」

(2)その場にいない人が、「自分側に属する人」の場合

自分と同様、謙譲表現になります。

 (例)「父が駅に到着いたしました」

(3)その場にいない人が、とくに「相手側にも自分側にも属さない人」の場合
丁寧語で話すのが原則です。

 (例)「山田君が駅に着いたそうです」

○敬語をつかうとき

   ~こんな点に注意しよう~

◆敬語はなるべく簡潔に

敬語というと、「ていねいに言おう」という心理が働きます。そのため、どうしても言葉が二重、三重と「厚着」になってしまいがちです。
「お召し上がりになられます」
この言葉は、「召し上がってください」だけでも立派な尊敬語なのですが、いまはその前と後ろに「お~になる」という敬語表現を加えて「お召し上がりになってください」という言い方が中心になっています。この表現はすでに慣用的になっていますから、つかってもかまいません。しかし、そのうえにらさに「お召し上がりになられてください」となると、これはもう三重の敬語で過剩としか言いようがありません。
過剩敬語は、話を回りくどくしてしまい、かえって話がわかりにくくなります。敬語は「簡潔」につかわれることが、いい表現につながるものです。

▲二重敬語の例

「ご主人様はもうお帰りになられましたでしょうか」(二重敬語)
 →「ご主人様はもうお帰りになりましたでしょうか」
 または「ご主人はもう帰られましたか」
「先方の方々がお見えになられましたら、会議をはじめます」(二重敬語)
 →「先方の方々がお見えになりましたら、会議をはじめます」
 または「先方の方々が見えましたら、会議をはじめます」
◆センテンス全体のバランスを大切に
ていねいに言おうとしているのに、センテンス全体に統一感がなく、チグハグな感じに聞こえる話し方に出会うときがあります。レストランでボーイさんがこう言いました。
「スープはでかいほうのスプーンでお召し上がりください」
何か変ですね。敬語と、それとはまったくかけ離れた雑な言葉とが混ざり合って奇妙な言葉に聞こえます。敬語をつかうなら、センテンス全体を一つのまとまったトーンで話すことが必要です。
正しい敬語を知らないために、あるいはうっかりしてしまったために、という例は案外多いのです。
「今日はメチャお暑いですね」
(→今日はとても暑いですね)
「私は長崎にまいりましたが、あんたは行ったことないんでしょ」
(→私は長崎にまいりましたが、あなたは行かれたことがないのでしょう)
トーンが不ぞろいでは、せっかくの敬語も台なしです。どうすればバランスのよい敬語になるのか、考えてみたいところです。

◆流行するおかしな表現

一見、敬語表現風な言葉がいっせいに街にはんらんして何年かたちました。少々気になっていたのですが、いっこうにすたれる気配がありません。すっかり定着してしまったのでしょうか。
いまも、レストランやコーヒーショップで注文すると、
「コーヒーセットでよろしかったですか」
と聞かれます。「よろしかった」は過去形ですから、さっき注文したのを確認するという意味でつかっているのかもしれません。あるいは「念押し」という意味、と解釈できなくはありません。
しかし、本来の日本語としては、やはり「よろしいですか」と言うのでしょう。コラムでもふれたように、この表現に多くの人が違和感を感じる以上は、自然な言葉ではなく、「敬語もどき」といえそうです。
飲食店では、「敬語もどき」が多いですね。空席待ちをするときの、
「お名前様、いただけますか」----
正しくは「お名前をお願いいたします」でしょう。
スーパーやコンビニの、
「お弁当のほう、温めますか」----
「~のほう」は、若い人に多い言葉。
「提案書のほう、お持ちします」
「電話番号のほう、申し上げます」と、何でも「ほう」がついてきます。“ほうほう”言わずに、
「提案書を」「電話番号を」と言えばすむことです。
スーパーやコンビニで代表を支払うときの、
「千円からいただきます」----
これは、「千円をお預かりしたなかから代金五百円をいただきます」となるところを省略したものなのでしょうか。
しかし、これでは、日本語の文のかたちがくずれます。やはり「千円をお預かりします」と言いたいですね。

◆敬語風若者言葉の流行

流行の言葉といえば、若者たちの聞でしきりにつかわれる言葉にも、「敬語もどき」がたくさんあるのが最近の特色でしょう。語尾に特徴がある若者言葉。
「~じゃあないですかァ」
丁寧語風のこの言葉には、一見、相手の意見を聞くふりをしながら、実は自分の主張を有無を言わせず相手に押し付けている感じがあります。柔らかな語調で「ないですか?」と聞いているのに、聞いている側に反論を許さない雰囲気がありますね。しかし、何といってもいまの若者言葉の特色は、あいまいな感じを表す言葉をさしはさんで、ぼかした表現にすることを好む傾向でしょう。自己主張すると嫌われるということへの配慮のような気もしますし、仲間との対立を避けるような雰囲気もあります。
「~みたいに」(例:髪が短いみたいになって → 髪が短くなって)
「~みたいな感じ」(例:これがいい、みたいな感じ → これがいいです)
「~とか」(例:黒とか好き → 黒が好き)
「わたし的には~」(例:わたし的には好みだけどね → わたしは好みだけどね)
相手との意見の対立を避け、むしろ相手を立てながら、自分の意見をそれとなくにおわせていく話し方、そこから敬語風な柔らかさ、ていねいさが感じ取れます。
しかし同時に、この言い方では自分の意見を明確に伝えることはできません。ビジネスの場の表現としては失格といえるでしょう。
「何がいいのか」「自分はどう思うのか」ということを、他人に左右されることなく勇気を持って主張することは、社会人として必要なことでしょう。[/FONT][/SIZE]

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敬语8

【连载-08】○あらたまった表現のしかた
  ~ポイントを整理してみよう~
◆あらたまったときはこんな言葉で
(1)あらたまった「代名詞」などの表現
  あらたまった席やお客様に接するときは、日常の言葉より、ていねいな言葉をつかうことが多くなります。
  言葉がスムーズに出てくるように、下の表を参考に、日頃から言い慣れるようにしておきたいものです。[/FONT][/SIZE]
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敬语9

◆こんな表現が柔らかいトーンに
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